刀水歴史全書11
村の生活の記録 村の生活の記録(上)(下)
上巻-上伊那の江戸時代 
下巻-上伊那の明治・大正・昭和

中村寅一著


(上)定価: 本体1845円+税
   ISBN4-88708-028-X
(下)
定価: 本体1800円+税 品切
   ISBN4-88708-029-8
1981年11月刊
四六判 195頁(上)・310頁(下)

村の中から村を描く。柳田・折口体験をへて有賀喜左衛門らとともに,民俗・歴史・社会学を総合した地域史をめざした信州伊那谷の先覚者の業績。中央に追従することなく,地域史として独立し得た数少ない例の一つ
【主要目次】
村の生活の記録(上) 上伊那の江戸時代
1 宮所・新町・宮木の宿―17世紀 継宿・町並みの成立
2 霧沢山の山論―17世紀 入会紛争の記録
3 飢人書上帳―18世紀 ムラの互助と社会保障
4 分家と隠居免―18世紀 土地細分の禁止と後妻の老後保障
5 博奕の話―18世紀 禁令・連判の連発
6 座頭、村で物を強要すること―18世紀 盲人保護の行き過ぎ
7 高遠様御覧の鵜飼―18世紀 失われた天竜川の鵜飼
8 中馬一件御裁許状―18世紀 伊那街道輸送権の争い
9 天山先生仲間解雇のこと―18世紀 きびしい解雇条件
10 村ハチブの話―19世紀 ハチブ申合せ文書
11 富くじの話―19世紀 神光寺富過熱のこと
12 伊能忠敬の測量と高島・高遠両藩―19世紀 応接に大わらわのこと
13 高遠藩猪狩の記録―19世紀 百姓1500人を動員する
14 跡目相続―19世紀 遺言執行の紛争
15 天保4年の凶作―19世紀 救済の御触書・村定め
16 天保7、8年凶作の記録―19世紀 一農民の手記
17 伝兵衛堰―19世紀 村方による堰開鑿の苦心
18 旅と病―19世紀 行路病と救済のしくみ
19 判決文4通―19世紀 禁令と処罰
20 他処者(1)―19世紀 ムラの排他性
21 和宮御下向と上伊那郷―19世紀 村方迷惑のこと
22 金比羅参り道中日記―19世紀 庶民の信仰と観光の旅
23 宗門人別改帳を見て―19世紀 村の家族構成

村の生活の記録(下) 上伊那の明治・大正・昭和  「品切」
明治の記録
24 簗の話―幕末〜明治前期 天竜川の簗漁と運上
25 捨て子と拾い子―幕末〜明治前期 庶民よる救済
26 後妻との規約書―明治前期 夫による保証契約
27 明治時代の養蚕―明治前・中期 養蚕とムラの貨幣経済化
28 平出消防組―明治前・中期 私設消防から公設消防へ
29 錦糸・煙草・アユ葉・養蚕―明治中期 朝日村付近の話
30 夜這いのこと―明治中期 男女交際の話
31 小横川の鉱泉―明治中期 その頃の広告文
32 昔の修学旅行―明治後期 甲州旅行日記
33 雨沢部相互救済会―明治〜昭和前期 ムラの助け合い運動大正の話
34 エベス講の焼餅―明治〜大正期 信仰と食の民俗
35 山村の祭―明治〜大正期 周辺の習俗
36 農休み―明治〜大正期 ムラの一斉休暇
37 村に廻って来た者―明治〜大正期 村を彩る芸人たち
38 鶏―大正期 副業養鶏の周辺
39 御輿休み石―大正期 平出法性神社の祭日変更願
40 辰野の蛍―大正期 蛍狩と自然保護運動
41 山の神と道祖神―大正期 信仰の周辺
42 他処者(2)―大正期 村のまとまりと排他性
43 山の口の話―大正期 入会地草刈の習俗
44 いろりの話―大正期 日常生活の中心
45 薪伐り―大正期 冬に備える
46 天竜川―大正期 平出付近、川と生活の変遷昭和に残されたもの
47 馬についての思い出―明治〜昭和 輸送・農耕・信仰
48 山の幸4題―昭和期 山菜、山果、蜂の子、草木皮
49 小野村の年中行事―昭和初期 現辰野町小野
50 多屋小路部落の年中行事―第2次大戦後 現辰野町北大出
51 イノシシの話―第2次大戦後 被害と防除
52 御柱祭―第2次大戦後 平出法性神社身辺雑記
53 辰野中学付近の今昔―昭和34年 『辰野町資料』
54 若き日の読者遍歴―昭和29年 『レアル』
55 雑誌『蕗原』の思い出―昭和29年 『信濃』
56 辰野中学郷土室の一隅より―昭和26年 『信濃』
57 辰野町炉端会のこと―昭和48年 『伊那路』
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